今年の文化功労者にOBが選出されました(H25.10.25)
平成25年10月25日(金)に発表された文化功労者に京一中洛北高校同窓会のOBが2名選出されました。
上村 敦之さん(日本画家 京一中昭和21年入)
上村さんの祖母は松園さん、また祖父は松篁さんです。
同日の京都新聞夕刊によると
「ああ、これで祖母や父に報告できる」と文化功労者に決まってすぐに京都画壇を支えた
お二人の墓に参り、「まだまだきばらなあかん」と気を引き締めた。
画風は奈良時代に中国から伝わり、日本文化の根幹をなしてきた花鳥画。
その本質を絵筆を通して追い求めてきた。生き物すべてが共生する世界を、いまや緞帳、祇園祭の胴掛、平城宮大極殿壁画にも展開させている。
またもう一人は
吉川 忠夫さん( 京都大学名誉教授 洛北4回卒)
同日の京都新聞夕刊によると
京都大人文科学研究所長などを務め、中国思想史、特に後漢から六朝隋唐時代の精神史に迫った。「好きなことをやってきただけ。思いもよらなかった」選ばれた感想について晴天の霹靂(へきれき)と表現されました。
六朝時代は、漢代以来の伝統である儒教に西方から伝来した仏教、新興の道教の三教
が反発、刺激しあったという。
吉川氏のお父さんはあの吉川幸次郎氏で我らの母校洛北高校の校歌
♪ せんねんのー もりかげにー いっけいのみどりもえ・・・・・♪
の作詞者です。 また作曲者は芥川也寸志氏です。
「あかね43号」平成17年(2005年)の
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kfrkd/gallery/akanemokuji/akanemokuji%2043gou/akane43mokuji.htm
P12に「校歌物語=吉川幸次郎先生と洛北高校校歌(神戸大学名誉教授 一海知義氏)が
エピソードを書いておられますので一読をしてみて下さい。
文責 三輪
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